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バルトレックスにはジェネリック医薬品があります!

2019年11月03日
薬を飲んでいる男性

バルトレックスには、セントレックスやバシルビルなどのジェネリック医薬品と呼ばれる後発医薬品があり、先発薬のバルトレックスに比べて薬価や販売価格が安いのが特徴です。

セントレックスは、バルトレックスと同様にバラシクロビルを主成分とするDNAポリメラーゼ阻害薬であり、インドのグジャラート州ヴァドーダラーに本社を構える製薬会社センチュリオン・ラボラトリーズ社が製造販売しています。

バシルビルは、セントレックスと同様にバラシクロビルを主成分とするDNAポリメラーゼ阻害薬であり、インドマハーラーシュトラ州ムンバイに本社を構えるシプラが製造販売しているジェネリック医薬品です。シプラは、インド国内で一、二を争うジェネリック医薬品メーカーであり、2,000年代からバルトレックスを製造販売していました。

バルトレックスのような先発医薬品は、安全性や医薬効果などを確保するために平均9?17年に及ぶ開発期間と300億円以上とされる莫大な開発コストを費やしていることから20年の特許期間が認められ、特許期間内は先発医薬品を研究開発した医薬品企業が独占的に製造販売しています。また、日本のように医薬品の審査承認が遅く、特許権の存続期間を充分に行使できない場合には、延長申請することで最大5年間の特許期間の延長が承認されることがあります。

後発医薬品が安い理由は、20年間もしくは最長25年間の特許期間を過ぎた医薬品を製造販売することにあり、後発医薬品は新薬開発のための研究施設や開発期間及び300億円以上の開発コストを一切負担することなく製造販売できるのが非常に安い理由です。

バルトレックスのジェネリック医薬品は、日本国内でも沢井製薬やシオノギ製薬など30社を超える医薬品メーカーが製造販売していますが、2005年まで世界貿易機関WTOの知的所有権の物質特許制度を含むTRIPS協定に合意していなかったインドでは特許期間内にバルトレックスのジェネリック医薬品が製造販売されていた時期があります。

インドのジェネリック医薬品は、日本でも商社だけでなく個人でも輸入されるケースが少なくなく、現在では用法用量に従ってバルトレックス1カ月分が1回の個人輸入で購入可能です。

バルトレックスのジェネリック医薬品は、医薬品医療機器等法に基づく品質と有効性及び安全性の確認が行われている国内の製薬メーカーよりも国外の製薬メーカーの方が安い価格で販売していますが、個人輸入は偽物の送付や工場の衛生管理面などトラブルのリスクが高いだけでなく医薬品副作用被害救済制度の対象外になるので注意が必要です。