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オーラルセックスにも性病の感染の注意は必要

2019年11月11日
男性を診ている医者

一般的なセックスは、性病の感染を予防するためにコンドームを使用していますが、オーラルセックスは直接感染患部に口唇部や咽頭部が触れるので、性器ヘルペスや性器クラミジアだけでなく梅毒や淋病などの性病に感染する危険性があるので注意が必要です。オーラルセックスは、性器の病原ウイルスや病原菌が口腔内に感染する経路だけでなく、口腔内で増殖している病原ウイルスや病原菌が性器に感染する2種類の経路があります。性器から口腔内に感染する経路は、口腔内は感染しても口内炎と勘違いしてしまい感染に気付かないケースが多く、別の性交渉相手とオーラルセックスをしてしまい感染を拡大させてしまいます。

性器クラミジアや性器ヘルペスは、男性と女性で発症初期の症状に違いがあり、男性は感染から数日で尿道炎を発症するので早期発見早期治療により感染拡大のリスクは女性ほど高くありません。女性は、子宮頸管や子宮及び卵管に痛感神経がほとんどなく症状が重篤化するまで発症に気付かないことが多く、特に発症初期は自覚症状もほとんどないのでオーラルセックスで感染を拡大してしまう違いがあります。

淋病は、性器ヘルペスや性器クラミジアと同様に男性は尿道に感染し女性は子宮頸管に感染し無症状な患者が多いのが特徴であり、患部を触った手で目を触って眼にも感染することがある性病です。男性は、2日間?7日間の潜伏期間を経て発症初期に黄色?白色の膿の排出を伴う強い排尿痛が発症しますが、女性は不正出血や下腹部の痛みなどが出るものの約80%が無症状であることが原因で感染を拡大させてしまうので注意が必要です。

梅毒は、感染後約3週間程度の潜伏期間を経て性器や口腔などにしこりやただれなどの症状を発症しますが、治療しなくても数週間で自然治癒してしまう特徴がある性病です。梅毒は、自然治癒後4週間?10週間程度症状が全く発症しない潜伏期間があり、患者は潜伏期間に治癒したと勘違いしてしまうことが原因で感染を拡大してしまいます。近年では、セックスの低年齢化による性病に関する基礎知識の欠如に加え、オーラルやアナルなどセックスが多様化していることが原因で性産業従事者に限らず一般家庭の主婦や若い世代にも性病が急増しているのが日本の現状です。

梅毒は、江戸時代から現在に至るまで男性に多い性病ですが、2018年の女性患者は2013年の5倍以上と増加しているので、オーラルプレイ専用のコンドームなどで感染に注意する必要があります。